BONIQ Proレビュー|見た目もオシャレな日本製低温調理機で美味しいローストビーフを食す

BONIQ Proレビュー

「低温調理機」この言葉自体を知ったのは2週間ほど前でしたが、気づけば購入していました。

低温調理機と言えば「Anova」が有名ですが、あえて僕がBoniqを購入した理由や実際に使ってみた感想を共有できればと思います。

この記事はこんな人におすすめ
  • 低温調理機に興味がある人
  • BONIQ Proを買うか悩んでいる人

低温調理機とは

低温調理とは一定の温度をキープして食材を加熱する調理方法で化学的に食材を最も「美味しい」状態にする調理方法となります。

このように書くと初見の方だと意味がわからないかと思うのでより具体的に言うと、「一定の温度で湯煎ができる調理器具」になります。

なぜ低温調理が人気なのか

低温調理では以下の3つがポイントとなっています。

低温調理機の3つのポイント
  1. 低温:タンパク質が固くならずパサつかない温度
  2. 真空:熱伝導率を高め、効率的に加熱
  3. 湯煎:食材へ均一に熱を入れ、熱ムラを無くす

それぞれ詳しく説明していきます。

低温:食材に適した熱変性をコントロール

肉に含まれるタンパク質は加熱することで食感に大きな変化が現れます。

50℃を超えたあたりから変化が始まり、60℃を超えたあたりからタンパク質が収縮し、64℃付近でコラーゲンが収縮を開始し、68〜70℃で繊維変性が起こり保湿性を失います。

そのため、肉や魚を調理する際に60℃を超えるとタンパク質が固くなり始め、68℃を超えると水分を失いパサつき始めます。

良いステーキを買ってきて家で調理しても固くてあまり美味しくなかったと言う経験談をよく聞きますが、それは加熱の温度が高すぎてタンパク質が固くなり水分を失った結果と言えます。

ステーキ屋さんとかでミディアムレアとかレアでお肉の中心がすごい柔らかかったりするのですが、あれは肉の中心の温度が60℃を超えない程度に加熱されているためです。

ただ自宅ではこの加熱をコントロールするのが非常に難しいのですが、低温調理機を利用することで簡単に温度のコントロールが可能となります。

真空:熱伝導率と浸透圧を高める

低温調理を行う際には食材をジップロックなどに入れて中の空気を抜いて真空状態にする必要があります。

真空と言ってもそこまで厳密な真空ではなく、水に付けながら空気を抜いてジップロックの占めるだけの真空で問題ありません。

空気のある無しで熱伝導率が大きく変わり、真空状態にして空気を無くすことで熱伝導率は20倍以上となり食材に効率よく熱を通すことができます。

また、真空にすることで浸透圧が高くなり、少ない量の調味料でも均等に味が浸透します。

湯煎:全体をムラなく均一に加熱

一般的なフライパンやオーブンでの調理だと、1面の加熱調理になってしまったり、熱伝導率の低い空気を介しての加熱となります。

それに引き換え真空状態にした食材を湯煎することで効率よく全体的に加熱することが可能となります。

また温度のコントロールも他の加熱方法と比べると対応しやすく狙った温度での調理をすることが可能になります。

低温調理に必要なもの

低温調理に必要なものは以下の3つです。

低温調理に必要なもの
  • BONIQやAnovaなどの低温調理機
  • 15cm以上深さと5l程度の容量のある鍋などの容器
  • 耐熱仕様のジップロック

BONIQやAnovaなどの低温調理機

最も重要なのが低温調理機です。

僕は日本のメーカーである葉山社中のBONIQ PROを利用しています。

BONIQ以外にも低温調理機は各メーカーが出しており、低温調理機ブームを巻き起こした海外製のAnovaなども人気があります。

低温調理機自体の主な機能は「水温を一定に保つ」と「タイマー機能」ぐらいです。あとは細かいところでW数によって加熱速度が違ったり、スマホと連携して通知を送ったりなどの違いがあります。

低温調理機の選び方自体は下に記載しています。

15cm以上深さと5l程度の容量のある鍋などの容器

BONIQなどの低温調理機は鍋に水を張ってそこに食材とBONIQを入れて調理すると言う特徴からある程度の深さと要領のある鍋が必要になります。

また鍋の容量は5l程度が目安となります。

自宅に既に条件を満たす鍋があれば良いですが、ない場合は以下のような安いもので良いので鍋を買いましょう。

僕は鍋の見た目も黒がよかったので以下の鍋を購入しました。

クックスマークの鍋届いたらまさかの外箱なくてびっくりしたのですが、それ以外は普通に使える製品です。

また、直火にかけるわけではないのである程度大きさのある耐熱容器でも大丈夫です。

このようなタッパーなどを使っている人もいるようです。

容量が9.8lで耐熱110℃まで行けるのでこれでも全然問題無し。

耐熱仕様のジップロック

真空状態を作り出すために耐熱仕様のジップロックが必要となります。

低温調理では60℃前後での調理を行うため、耐熱仕様がそれ以上の温度になっていればOKです。

ジップロックのフリーザーバッグなどは耐熱仕様が100℃までとなっているので利用可能です。

調理する食材に合わせてMやLなどサイズ展開を選びましょう。

低温調理機で作れる料理

低温調理機と言えば美味しいローストビーフなど肉がとにかく美味しく調理できると言うイメージが強いですが、実際にBONIQが公開しているレシピなどを見てみると肉以外に魚やスープ、ヨーグルトなど多岐に渡っています。

BONIQ参考レシピ
BONIQ参考レシピ

BONIQが運営している公式のレシピサイトでは数百に及ぶレシピが公開されています。

https://boniq.jp/recipe/

低温調理機の選び方

Anovaによって知名度が上がった低温調理機ですが、現在はAnova以外にも多くのメーカーから低温調理機が販売されています。

低温調理機を欲しいと思っているけど、定番のAnova買っておけば良いのかそれよりもっと良い製品が出ているのか知りたいと言う方の参考になればと思います。

ざっくりと比較ポイントをあげておきます。

低温調理機を比較する際に見るポイント
  • 温度の設定間隔(0.1℃単位 or 1℃単位)
  • 設定温度の上限下限(40℃〜90℃など)
  • タイマー機能
  • 対応W(ワット)数
  • 対応容量
  • 防水性能
  • Wifi機能
  • Bluetooth機能
  • 製品サイズ
  • デザイン
  • 鍋への固定方法(クリップ / マグネット / ネジ)
  • サポート(メール or 電話 / 日本語対応)
  • 電源プラグ(2P or 3P)
  • 価格

基本は温度とタイマー機能があれば十分

ざっくりと比較ポイントをあげておいてなのですが、低温調理機は温度が指定できて、タイマー機能がついていれば十分です。

なんならタイマーはキッチンタイマー使うと言う手もあるので温度の調整機能だけがあればOKとも言えます。

製品によって指定した温度になるまで時間がかかるだとか、指定した温度と若干違う温度になるだとかは製品の質による差は出ますが大きく変わる点がないのが低温調理機になります。

あとは比較ポイントとしてあげた中から自分が拘りたいポイントに絞って比較を行う形になります。

総合的に見て価格以外が優れているのがBONIQ PRO

少しステマ感が出て微妙なのですが、上記の比較ポイントを検討した上で最も良さそうだと思ったのがBONIQ PROでした。

唯一のネックは価格面のみ。。

参考までにAnovaの定番モデルと比較しています。

比較ポイントBONIQ PROAnova Precision® Cooker
温度の設定間隔0.1℃単位0.1℃単位
設定温度の上限下限5〜95℃0〜92℃
タイマー機能1分〜99時間59分不明(タイマー機能自体は有)
対応W(ワット)数1200W1000W
対応容量5l〜20l??〜19l
防水性能IPX7IPX7
Wifi機能
Bluetooth機能××
製品サイズ(本体)高さ:315mm 直径:53mm高さ:325mm 直径:69mm
製品サイズ(ホルダー)高さ:116mm 幅:32mm 奥行き:55mm記載無し
デザイン
鍋への固定方法クリップ / マグネットネジ
サポートメール or 電話 (日本語対応)メール(英語)
電源プラグ2P(日本仕様)3P(海外仕様)
価格¥29,800(税抜)¥21,888(税抜)

この表見るとわかるのですが、BONIQ PROの方がサイズがコンパクトです。

デザインは完全に主観的な意見なのでこれを正とするのもおかしいですが、BONIQ PROの方がシックな雰囲気で統一されており、インテリアとしても映えます。

BONIQ PRO

Anova

あとはAnovaは元々が海外のメーカーが作っているものなので日本で利用するとなると3Pを2Pに変換するプラグが必要だったり、何かあったときのサポートも全て英語になるため、トラブル時が不安です。

機能面に関してはどちらもそこまで変わらないのであとは見た目とか価格とかで比較することになります。

僕自身はBONIQ PROの見た目が好きで(バルミューダとか好きな人は好きそう)購入を決めました。

またBONIQは公式サイトで購入するとたまに10〜20%OFFのクーポンも発行されるようでそれを使うことで安く購入することができます。

また、AmazonユーザーはAmazonで購入することも可能です。

BONIQ PROレビュー

前置きが長くなりましたが、実際に届いたBONIQ PROのレビューをしていきます。

さっそく届いたBONIQの付属品や本体について紹介していきます。

BONIQ PROのパッケージや付属品

まず段ボールを開封すると出てくるのがこの高級感溢れるパッケージ。

Appleとかバルミューダとか高級家電の雰囲気がしますね。

BONIQ PROのパッケージ

側面にはBONIQ PROの文字

BONIQ Proのパッケージの側面

背面には製造者の情報や商品情報が記載されています。

黒ベースに金の文字というのがまた高級感出しますね。。(若干パッケージ全体が汚れているのは気になりますが。。)

BONIQ PROのパッケージの背面

続いてパッケージを開けると何やら文字が書かれた紙が入っています。

BONIQ PROの内蓋にメッセージが記載されている

近づいてみると、「Let’s change your life」

「Let's change your life」という文字が

これまた大きく出ましたね。ただこういうの好きです。

この紙の下に本体や取扱説明書、BONIQのステッカーなどが入っていました。

BONIQ Pro本体と鍋に取り付けるためのグリップが入っている

これらが本体と鍋に接続するようのクリップ

付属品はガイドブックと取扱説明書とステッカー

ガイドブックと取扱説明書とステッカーです。

取扱説明書は日本語で使い方などがきっちりと書かれています。

取扱説明書は日本語でBONIQ Proの使い方が記載してある

ガイドブックの方は低温調理の仕組みと代表的なレシピがいくつか載っています。

ガイドブックには低温調理でなぜ美味しい料理ができるのかが記載されています

定番のステーキの低温調理レシピ。

載っている絵だけで期待が膨らみます。

代表的なレシピである牛ステーキも載っています

魚もこんなに美味しそうに。コンフィとか作ったことないけどこれみると出来そうな気がしてきます。

マグロのコンフィも低温調理なら簡単

本体の方に戻ると、本体は黒で統一されたシックなデザインになっていて裏側にPSEマークやACアダプタのコードがついています。

BONIQ Pro本体裏にはPSEマークなどのシールが貼ってある

このコードのすぐ下に鍋に取り付ける用のクリップが装着できます。

BONIQ Proに鍋のグリップ取り付けた図

電源の端子はもちろん日本仕様の2P。関東でも関西でもどこでも使えます。

コンセントはもちろん日本仕様の2P

一緒に買った鍋に取り付けてみたのが以下の図

実際に鍋にBONIQ Proを取り付けるとこのような感じになります。

サイズ感的にはちょうど良さそう。

上からみるとこんな感じ。

まだ電源は入れていないですが、電源を入れるとこの上の部分がタッチパネル式になり設定温度やタイマーなどが表示されるようになります。

鍋にBONIQ Proを取り付けて上から見た図

BONIQ PROを実際に使ってみた

さっそく牛肩ロースのステーキを買ってきて調理開始。

調理手順はざっくりと以下のような手順になります。

BONIQで牛肩ロースのステーキを低温調理する
  1. 両面に塩胡椒で味付け
  2. 肉をジップロックに入れる
  3. 鍋に水を入れてBONIQをセット
  4. 水温が設定温度になったら肉投入
  5. 設定時間が経過したら肉を取り出す
  6. 両面を1分程度フライパンで焼いて焼き目をつける
  7. 完成

1.両面に塩胡椒で味付け

簡単に味付けをします。

低温調理で肉の旨みを引き出すため味付けはまずはシンプルなとこから。

100g178円程度の牛肩ロース
100gで178円程度の安い牛肩ロース

味付けしたら少しお肉に馴染ませておきます。

2.肉をジップロックへいれる

味付けしたお肉はジップロックなど密閉できる袋へ。

今回は600gのお肉だったので2つの袋に分けました。

味付けしたお肉をジップロックへ

ちなみに使っているのはMサイズのジップロックです。

3.鍋に水を入れてBONIQをセット

続いてBONIQをセットする鍋に水を入れていきます。

この時に設定温度に近い温度になるように電気ケトルなども使って適度にぬるま湯にした物を用意すると後工程の時間を短くできます。

設定温度より最初の水の温度が高いとBONIQの表示がおかしくなるため、大体40℃程度のぬるま湯にするのが良さそうです。

水の量は最低でもBONIQの水流を作る穴より多めに入れる必要があります。

BONIQの水流の穴より上のラインまで水を入れる

水量が足りてないと「EE1」というエラーが表示され、赤いランプが点滅します。

水量が足りないとEE1のエラーが表示される

水量がしっかり満たされているとエラー表示が消え、ランプが赤く点灯した状態になります。

この状態から電源を入れて温度と調理時間を設定していきます。

温度と調理時間はタッチパネルでの設定になります。

長押しすると素早く設定が可能です。

温度と時間を設定したらスタートを押します。

すると設定温度になるまでBONIQが加熱を開始します。(このタイミングではまだ食材は入れません)

自分の場合は大体40℃ぐらいでBONIQをスタートし5分ほどで設定温度の58℃になります。

途中から時間は計測したのですが、44.5℃から3分16秒で58℃になりました

BONIQ PROは出力が1,200Wのハイパワーなので思ってたよりも設定温度になるのが早かったという印象です。

4.水温が設定温度になったら肉投入

水の温度が設定温度になるとBONIQからアラームがなります。

それと同時に調理も開始になるのでアラームがなったら食材を沈めます。

BONIQ PROが設定温度になったら調理開始。食材を鍋に入れます。

調理中は3秒おきに設定温度と残り時間が切り替わって表示されます。

5.設定時間が経過したら肉を取り出す

設定時間が経過するとBONIQからアラームがなります。

アラームがなったらジップロックの袋を取り出します。

6.両面を1分程度フライパンで焼いて焼き目をつける

仕上げに両面に焼き色をつけるために良く熱したフライパンで両面を焼きます。

既にBONIQでお肉には火が通っているので軽く焼く程度でOKです。

両面にいい感じに焼き色がついたら完成です。

切って更に盛り付けましょう。

ステーキソースで食べても良いし、わさび醤油もまた良しです。

BONIQ PROで焼き上がった牛肩ロースのステーキ

僕の場合は両面を結構しっかり焼いたので中は薄らピンクの状態になっています。

お肉自体は非常に柔らかくまさにお店で食べるのと変わらぬ食感。

自宅でこんなお肉が手軽に食べられるのは贅沢です。

BONIQ Proの気になるところ:Wifi対応??

使っていて不満なところはないのかと気になる方もいるかと思うので記載しておきます。

正直普通に低温調理機として使う分には不満はありません。

が、BONIQ ProはWifiに対応していてスマホからも操作がみたいな機能紹介があったかと思うのですが、取扱説明書などにはスマホとの連携の話しが全く記載されていません。

本体にwifiボタン自体はあってペアリングっぽい動作も行えるのですが、実際のアプリ的なものがないので結果としてスマホと接続もできず良くわからない状況。

ここに関しては一度問合せしてみます。

まとめ

今回は初の低温調理機ということで見た目で選びましたが、実際のデザインから機能面まで満足のいく商品でした。

今後はBONIQ PROでいろんな食材を低温調理して楽しもうと思います。

低温調理機自体は安い物だと1万円程度からあるので低温調理機自体を試してみたい方はそう言った物から手を付けてみるのも良いかと思います。

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